吉川弘文館の歴史文化ライブラリーの一冊。著者は近藤好和氏。騎馬から徒歩へ、戦闘形態が移り変わっていく事例として、明徳の乱の大内義弘と小林義繁の一騎打ちを取り上げた。
古代より続いた弓射騎兵から、南北朝期の打物(刀剣類)騎兵の登場を経て、戦国期の歩兵主体のいくさへの変遷を詳述する。合戦の大転換が起きた要因について、「平家物語」や「太平記」、絵画史料から読み解き、中世合戦の真実に迫っている。主要著書に「弓矢と刀剣」「中世的武具の成立と武士」などがある。
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