【史料】陰徳記巻第五 尼子氏の伯耆進出

尼子氏の伯耆進出・永正16年(1519年)

 サルホドニ尼子伊予守経久己ガ国ニ逃下リ、国中ヲ打随、伯州・石州、備ノ中州・後州モ己ガ手ニ属シ、殊ニ安芸ノ国ハ吉川駿河守(経基)、経久ノ為ニハ舅ナリケル間、彼一族経久ト一味セシカハ、其外ノ国人等多ク尼子家ヘ靡キ随フト聞エシカバ、石州ヲ経テ防州山口ヘ可打入ナト其聞ヘアリケル間、大内義興モ大樹(足利義稙)ノ暇給ハリ、翌レバ永正十六年八月十日(永正十五年八月二日泉州堺発)都ヲ立テ周防ヲサシテ下リケルガ、安芸ノ国ノ侍共、宍戸・平賀・毛利・吉川・天野已下ノ人々モ皆本国ヘ馳下リ、或ハ大内ニ属スル者アリ、又ハ尼子ニ一味スル兵モ多カリケリ。

(マツノ書店発行「陰徳記」上・80頁)

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